バイオマス発電は火力発電所の一種です

皆さんこんにちは
バイオマスチャンネル
ナビゲーターの
森本隆です
今回はですね
バイオマス発電は
火力発電所の一種です
というお話をさせてもらいます
バイオマス燃料は
植物由来の木材や
植物から取った油や燃えるゴミ
家畜の糞尿などから
発生したメタンガスを
火力発電所の仕組みを使って
電気エネルギーにしています
直接燃やして蒸気を作って
蒸気タービンを使って
電気を作るとか
ガス化させて
ガスタービンにする
植物油を使うものでは
ディーゼルエンジンで
発電するものもあります
燃やしますので
地球温暖化の原因になる
温室効果ガスの
CO2は発生します
CO2が発生する以外にも
バイオマス燃料を使った
火力発電所は
バイオマス発電ならではの
問題もあります
バイオマス発電は
石炭やガスに比べて
小規模なものが多い
ということなんですね
小規模ということはですね
発電所の建設にかける
コストが安い
ということもありまして
結果的に設備が
技術的に未熟だ
という可能性もあります
または安全対策がおろそかになる
可能性もあります
燃焼によって生じる
悪臭や騒音対策が
おろそかになる発電所もある
特にディーゼル発電の場合は
注意が必要です
ディーゼル発電は
NOX(ノックス)
と書くんですけれど
窒素酸化物と言われる
公害物質を発生する
窒素酸化物はPM2.5と言われる
空気汚染の原因物質
といわれるものを
多く含んでおります
大規模な石炭火力発電所よりも
小さなバイオマス発電の方が
何十倍も窒素酸化物の排出が多い
という事例も報告されています
逆に大きな発電所
大きな石炭の発電所だとか
火力発電所の方が
規制が厳しくて
安全対策というのは
しっかりとされている
もう何十億何百億と
かけて作ってる
大きな発電所
っていうのも
それなりにしっかりとした
環境対策と安全対策
やっていますが
小さな発電所
小さなバイオマス発電所は
法的な抜け道も多くて
国内でも騒音や公害が問題に
なったバイオマス発電所も
もうすでにあります
今後は小さなバイオマス
発電の公害問題が
懸念されるようになる

小規模バイオマス発電がですね
今後は公害対策っていうのが
大問題になってくると
予想されておりますので
皆さん ご注意が必要です
今回はこれで終わります

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